地球温暖化

               温暖化の仕組み

地球の周りには温室効果ガス(二酸化炭素やメタン)があり、それは本来、宇宙に出て行こうとする赤外線を吸収し生物が生きていくのにちょうどいい気温を保ってくれる私たちに必要なものです。しかし、その温室効果ガスが増えると赤外線を吸収する量も増え、大気の気温が高くなります。

               原因と結果

家庭で使う電気、ガス、ガソリン、灯油などを消費することによって温暖化ガス(二酸化炭素)が増え、地球の平均気温が上昇します。
昔に比べて夏は暑くなり、冬は暖かくなってきています。50年前に比べて0.5℃しか厚くなっていないのです。しかし、今後100年で最大5.8℃の気温上昇が予測されています。

               問題点

水・食糧不足・・・
  地球温暖化で最も重要な問題は、人が生きていくために必要な、水、食糧が世界的に不足するということです。
  2025年には世界の人口の大半にわたる約50億人が水不足になると言われています。
  100年以内に中国での米の収穫、ブラジル・インドでの小麦などの収穫も大幅に減少するといわれ、深刻な食糧不足が問題となっています。
すでに世界で干ばつ、洪水、が多発しておりこうした気候変動や、水不足、食糧危機の兆候が現れ始めています。
  日本は、食糧の大部分を他国からの輸入に頼っている国です。世界的な食糧の枯渇が予測される今、日本は食糧危機の危険性も最も高い国の一つです。
南極の氷・・・
  気温上昇により南極などの氷が解け数メートルの海面が予測されて、ツバル、モルディブなど数十カ国で国土の大半が水没することも警告されています。
ツバル政府の危機感は強く、大量移民を本気で考えニュージーランドやオーストラリアに移民の申しでを出しています。

          世界の取り組み

1997年 温暖化防止京都会議で、先進国全体で焼く5%の温暖化ガスを減らすことが決められた。しかし、地球レベルでの温暖化を防止するには、全世界約60%〜80%の温暖化ガスの削減が必要である。
しかし日本は、
日本は、世界の国々より10〜100倍も多く二酸化炭素などの温暖化ガスを出していて、現在減らすどころか7.4%近く増え、家庭からの排出が30%も増加している。家庭では、家電製品、お風呂、冷暖房、後、車の排気ガスが要因である。
身近で出来る事
☆車の使用を減らす。アイドリングをやめる。
☆冷暖房の利用を減らす。
☆使っていない家電製品のコンセントを抜く。
☆冷蔵庫はすぐ閉める。
☆節水をする。
☆いらないものは買わない。ごみを減らす。
  他にも色々ありますが、私たちに出来る事はたくさんあります。
一人でも多くの人が少ずつでも考え実行し地球を守っていきましょう。